前回からの続き

僕が原宿のACQUAに就職したのはまさに世はミレニアムとミレニアムと騒ぐ2000年。子供の頃恐れ続けていたノストラダムスの大予言はあっさりとスルーしましたが2000年問題などという言葉で無理矢理ノストラダムスに紐付けるメディアのズルさを感じつつSMAPの香取くんがおっはーおっはーと女装して歌を歌う、まだまだ浮かれた時代でした。

モラハラもパワハラもなく4番原はすでに引退していたそんな時代に、愛のある先輩達に、大変厳しく愛をもって育てていただいたアシスタント時代、決して器用でもなかった僕は先輩方を困らせながら成長させて頂きました。あの頃眠い目をこすり続けて得た技術は今も僕の武器になっています。あの時代を文章にするとネバーエンディングストーリーが始まってしまうので語りませんが。あのACQUAで過ごした数年間はとにかく毎日眠かった眠くて仕方ないので、僕は退社し、ちょっと沖縄県をフラフラするのでした・・・

自分探しをする旅に出ていいのは引退した中田英寿ぐらいなもんで、たいして結果も出していない僕が旅に出てもすぐに飽きて帰ってきます。沖縄からから帰ってきて僕はもう一度美容師をやろうと決意、ひょんなことから中野、CONCENTの立ち上げに参加すると共に、NYドライカットに出会うこととなります。

いよいよNYドライカットとの出会いまで来ました。

続きはまた次回！！

こわしやすひこ